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訪問看護ステーションポポハート

〒420-0845
静岡市葵区太田町12-6 仲野ビル4階

054-295-5512
 営業時間 (8:30‐17:30)

ポポ通信 春号

こんにちは、ポポ通信事業部です。
4月に入ったばかりですが、県内ではすでに25度以上の夏日を観測、翌日には最低気温一桁まで下がるなど、不安定な毎日が続いていますね··· 皆さんは体調を崩されてはいないでしょうか?

去年の4月から始まったポポ通信ですが、今回でちょうど1年を迎えることができました!!今後も引き続き、スタッフ一同より良い看護を提供し、連携病院、施設、居宅介護事業者様、利用者御家族様との情報共有を徹底していきたい所存です。

目次

活動報告

HPSについての勉強会をおこないました。
HPSを取得された奥田看護師が、医療を受けるこどもにとっての遊びの重要さや、実際の関わり方、言葉がけ、兄弟支援に至るまで、わかりやすく教えてくれました!

看護師、リハビリスタッフ、ケアマネが集まり、在宅看取りされたご利用者さまの事例について、経過や関わりを通して不全感や良かったと思うこと、今後、看取りを行う際にどうしていこうかなど振り返りました。

死にたいと言われた時にかける言葉が見つからなかったという発言がありましたが、話し合いを通して「“そばにいること”それ自体がケアなのですね。学びになりました。」と事例に関わっていない職員からの学びの言葉もありました。

このようにデスカンファレンスにて、参加者の専門職としての成長や心理的不安の解消を図ることができました。
困難事例で誰かに相談したい!というケースがありましたら、お気軽にご相談ください。

HPSとは・・・ホスピタル・プレイ・スペシャリストの略。こどもにとっての医療体験(またはトラウマになるような体験)をより肯定的なものにするために、遊びを用いて支援を行う専門職。

スタッフ紹介

奥野洋平

今月号はポポ通信事業部&理学療法士の奥野です。

こんにちは、理学療法士の奥野洋平です。
沼津市で生まれ、長泉町の総合病院で5年間勤務。成人の外来・入院・通所リハビリを兼務し運動器・脳血管・呼吸器・循環器等様々な疾患の急性期から慢性期にかけて経験してきました。特に運動器疾患は多くの方を担当させていただきました。

一昨年7月、私生活の変化に合わせ、退院後の在宅生活の支援を行いたいと思い、ポポハートに入職。唯一の正社員として多くの利用者様と関わらせていただいています。

今後も、より多くの方に訪問看護、リハビリの存在を知ってもらい、最後まで安心した在宅生活を送っていただけるように、個々に合わせたリハビリ支援をしていきます!

花粉症と筋力は関係してた?

春先になると悩まされることが多い花粉症。

よくある鼻水やくしゃみ、目のかゆみが注目されがちですが、実は筋力にも影響を及ぼす可能性があることをご存じですか?

花粉対策として外出しなくなり、歩く量や運動週間が減少し、結果筋力が低下します。         また、運動量が減ると体温も低下し、免疫細胞の働きが低下、花粉のアレルギー反応を引き起こしやすくなる可能性があります。

花粉により体内の炎症反応を引き起こし、筋肉のエネルギー代謝を低下させ、疲労感や筋力低下を起こすことがあります。その他、睡眠不足による疲労蓄積、呼吸負担増による持久力の低下、精神的ストレスの増加等々、、、

対策
  • 花粉の少ない午前に在宅(室内)でできる運動継続、室内運動施設の利用もあり
  • 質の良い睡眠の確保(就寝前の鼻うがいや加湿など)
  • 抗炎症作用のあるEPAやDHAを含む魚や、ビタミンC・Dを意識して摂取する肩甲骨、首、肩や目元周りの表情筋をほぐし動かすことも花粉症対策の運動になります。この時期だからこそ、日々の運動習慣を意識して生活することが大切です!!

【特別号】ポポハート利用者様の作った詩「あっ、できたよ~」2号

静岡市の訪問看護ステーションポポハート

今回の特別号は、ポポハートの利用者様の作った詩「あっ、できたよ~」“第2号”と
利用者さんを長年支えられている御家族様からの所感をいただきましたのでご紹介したいと思います!

主人との日常もかわりつつあり、最近2人して共に同じかごをもって買い物するようになった。肩を並べてお店を歩けることの幸せはなんとも言い表せない。

それをまた、あっいっぽ進んだね、と二人して両手をあげて喜ぶ。
そのことが、他の人にとっての当たり前が、何よりも私たちにとってありがたくて嬉しくて…しかし、
そんな主人への心配も、あっ今大丈夫?
と、忘れずにともに、深呼吸を続ける私である。

障がい者に平和を!、愛の手を!と叫ぶ人々がいる。そして、
その集まりの中で頑張っている人々もいる。
しかし、見えない心の障壁をかかえた主人はこう言う。
障がい者だから幸せをもとめるのではなく、五体満足な人でもそうでない人も、人はみな生まれてきたら平等に生きて幸せになる平和になる権利があるのだよ!と主人は訴える。

私も、あっそうね。と同時に深呼吸をする。そして、あっ、私たちが障がい者に目を向けるのは、私たちに目に見えない生きづらさがあるからついつい反応してしまうだけなのよね、と私もうなづく。

そう、生まれてきた以上人はだれもが幸せになっていい、幸せになるべくして誰もが神様に選ばれて生まれてきたと信じている。だがこんな当たり前のことに気づけるのは、それをなくした人達だけなのだ。

目が見える人は、その目が見えなくなったときありがたみを知る。
生まれながらにして、足の指が半分しかない赤ちゃんに対して、医師でさえ、あるものを切って義足にしてしまえばいい、と、そのありがたさのわからぬゆえ悲しい結論をすぐ出そうとする。しかし、ありのままの自分を愛して幸せを生かしてゆくのも、その生きているという素晴らしい命がけの物語のため、そして、なにより幸せになるために人は生まれてくる証ではないだろうか。

あっ、できたよ〜
と今日も2人して笑う。
私と主人はゆっくりではあるが、心の障壁を少しずつ乗り越えて、深呼吸をつづけて今日もたった3ミリのいっぽでも深呼吸して頑張っている。
あっ、ありがとう
あっ、今行くよ
あっ、あっ、と、二人同時に深呼吸して、今日も明日も明後日もそれからそれから、あと10年経っても私たちの深呼吸は、共に止まることがないのだ。
あっ、出来たね。
あっ、気がつけば20年が経ったね

主人とわたしの二人三脚の深呼吸の散歩道は、まだまだ、先が長い!
あっ、できたよ〜!と、今日も2人して歩く人生は何よりも高価で尊い、と、神様は笑って下さっているだろう。
そんな毎日がダイヤモンドのように輝く朝日が今日も昇る。

3月マッチ
♬もう春ですねェ~~♩♩ 心も身体も軽やかに!
いたいも、かゆいもとんでって..!
笑顔と感謝を忘れないでね。 今月も人生無理しないで頑張ろう。
ケセラセラ*¹
                                               ※1 ケセラセラ・・・「なるようになるさ」という意味の慣用句

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