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訪問看護ステーションポポハート

〒420-0845
静岡市葵区太田町12-6 仲野ビル4階

054-295-5512
 営業時間 (8:30‐17:30)

わたしたちについて

活動理念

わたしたちは、4つの活動理念のもと、
みなさまの健やかな暮らしとより良い生活を支援します。

01
共によりよい方法や
選択を考える

患者様とご家族の価値観や習慣、病や老いと共に歩んできた歴史、養生法を理解することに努め、共によりよい方法や選択を考えていきます。

02
セルフケア能力を高める

患者様やご家族の力を最大限に引き出し、必要な情報をわかりやすく説明し、社会資源活用や適切な援助を提供することで、セルフケアを高め、個別的な自立を支援していきます。

03
ライフレビューの提供

病や障害、治療の歴史やそれに伴う様々な思い、人生史を聴かせていただき、これからの人生を生きていく勇気と希望が湧くことを願い、ライフレビューという看護ケアを提供します。

04
対等に話し合える
コミュニケーション

自分の考えや思いを相手に伝え、相手の考えや思いも素直に聴き、支援目標に向かって対等に話し合うコミュニケーションを心がけます。

株式会社瑠璃の邑
会社名株式会社瑠璃の邑
設立令和3年6月18日
代表取締役秋本芳美(Akimoto Yoshimi)
営業所〒420-0845
静岡県静岡市葵区太田町12-6
仲野ビル4階
TEL0542-95-5512
E-mailpopoheart★outlook.jp
★を@に変えてご連絡ください
事業内容訪問看護ステーションポポハート
開業日:令和3年9月1日
あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生涯をとおして最期まで、その人らしく生を全うできるように援助を行うことを目的に事業を展開します。

<設立目的>
介護保険法に基づく居宅介護サービス事業
介護保険法に基づく介護予防サービス事業
介護予防サービス事業
介護保険法に基づく地域密着型サービス事業
介護保険法に基づく地域密着型予防サービス事業
介護保険法に基づく居宅介護支援事業
障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業
障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
障害者総合支援法に基づく一般相談事業及び特定相談事業
児童福祉法に基づく障害児通所事業
児童福祉法に基づく障害児相談支援事業
看護・介護用具の開発・販売・賃貸
医療機器の開発・販売・賃貸
在宅ケアに関する指導、調査、研究、教育、コンサルタント
在宅ケア事業の起業・運営に関する支援、啓発、啓蒙活動
企業・行政健診後の慢性疾患に対するヘルスケア事業
セミナー、講演会、イベント等のコンテンツ開発、企画、運営、開催
看護人材交流ネットの企画、運営、開催
各種映像、デジタルコンテンツ等の企画、制作、配信
出版物、印刷物の企画、制作
福祉サービス第三者評価に対する調査・研究
前各号に附帯又は関連する一切の事業
訪問看護ステーションポポハートスタッフ

代表あいさつ

秋本芳美
Akimoto Yoshimi

仲間と共に、在宅看護の魅力や力を広め、健やかに暮らし、穏やかな死を迎えるために力を尽くしていきたい

江戸時代に“派出看護”というものがあり、訪問看護と似たような内容が記録されているそうです。看護師は、いろんな場所で働いていますが、大昔から家庭に出向いて看護を提供していた歴史に驚きました。

1975年頃を境に、病院で亡くなる割合が増加しましたが、それまでは、家で亡くなるほうが多かったんです。そして、再び時代は変わり、現代は入院期間が短くなり、看取るための入院や社会的入院は難しくなりました。

抗がん剤治療を外来で受けたり、様々な医療処置を自宅で行う時代になりました。訪問看護の出番です。 訪問看護を頼むようになったら、もう私は先が短いのではないか?!と誤ったイメージを持っていませんか?!

私たちは、元気なときに出会い、予防的な視点を持った看護を提供したいと願っています。また、よりわかりやすい医療の説明や養生法を話し合うパートナーです。
家で安全に安心して暮らすための情報や知恵を持っています。どうぞお気軽に私たちをご活用ください。

きっと、“こんなことも頼めるんだ”とか“教えてもらえてよかった”、“毎週来てくれるのが楽しみ”と思って下さるのではないかと思います。

患者さんやご家族が、ご自身の力を発揮できるようお手伝いをします。訪問看護ステーションポポハートをこれからも宜しくお願い致します。

資格

保有資格

  • 正看護師
  • 在宅看護専門看護師
  • 精神科訪問看護研修終了
  • 救急救命士
  • 介護支援専門員
  • クリニカルアロマスペシャリスト
大学病院の血液内科に就職

学校を卒業後、初めて就職した先は最先端の医療を提供している大学病院の血液内科病棟でした。出来の悪い私は、幾つもの失敗をしました。そのたびに厳しく叱られ、当時、プリセプターだった大先輩はあたたかく見守ってくれていたものの手を焼いていたと思います。

就職して2年目には、循環器内科が主で膠原病や糖尿病など内分泌疾患を扱う科に移動。ここが一番長く働いていたところで、最も多くのことを学びました。厳しい上司はいましたが、仲間同士で何とか乗り越えてきました。看護の世界も人間関係は重要です。この時代には、看護研究を任され、課題に取り組みながら分析結果を記述していましたが、心身を病んでしまいました。看護研究って何?やりたくない~って思いましたが、上司からの指示で従わざるを得ず、自分は断れない性格でした。

都内の循環器センターで夜勤専門看護師

約10年が経過した頃、看護に対して”あいまいさ”を抱くようになりました。1+1は2じゃないの?と。白黒はっきりさせたくなった私は、数学を学びたくなりました。近くにそれを学べる学科がなかったので、周囲に相談し千葉大学の工学部に入学しました。

今の時代はキャリアアップに職場が協力的ですが、当時は、二足のわらじをはいてても勤務の配慮がなく、苦労しました。段々、からだがきつくなって退職。それでも仕事がないと暮らしていけない為、虎の門病院の循環器センターに就職し、夜勤専門看護師になりました。

工学部を卒業後、大学院にすすもうと試験を受けて通過しましたが辞退。先のことを考えると、自分に自信を持てませんでした。基礎にも自信がないし、学位論文は指導教官の研究をお手伝いした研究のため、オリジナリティを持って発展させていく自身も持てませんでした。ちょうど指導教官が岡山大学に移動になり、私は縁あって静岡に移動になり、様々なことが重なり、数値計算を用いたシミュレーション研究の道を断念しました。

訪問看護ステーションに就職

常勤看護師の求人を探していた私は、これまた縁あって訪問看護ステーションに就職しました。やっぱり私には看護師が向いているのではないかと思ったこと、看護師として働いてきた年数が長いため、他の世界にいく勇気がなかったこと、当時の事情で夜勤ができなかったことなどが重なり、晴れて訪問看護師になりました。

訪問看護って何?そんな真っ白なところからのスタートでした。新規開業の訪問看護ステーションに就職し、そこではじめて新規開業の大変さ、訪問看護の魅力と難しさを知りました。それでもその魅力と難しさが私に火をつけ、探究したいと思いました。

A大学院看護学研究科訪問看護学専攻に入学

一念発起し、大学院看護学研究科訪問看護学専攻に入学。”訪問看護学専攻”なのだから、どれだけ専攻なの?行きたい!とただそれだけでした。

静岡で訪問看護ステーションに再就職

静岡に戻った私は、はじめに就職したステーションではなく、新しいステーションに就職しました。ベテランが多い、大規模ステーションでした。

あたまでっかちで学んできたことは多いわりに経験を伴わないため、苦労しました。そこでも相変わらず、出来の悪い部分を発揮し、患者さんや家族からお断りされたこともあり、激しい落ち込みに苦しみました。まわりで飛び交う「がん末がさ~」「アルツがさ~」に「は?なにそれ???」でした。みたことがない。循環器が長かったから、外科は短くて経験値が低い!とにかく、勉強不足を感じていました。

わたしが今のわたしになったのは、現場で学ぶことができたからです。仕事をしながら、わからなければ自分で学び、患者さんやご家族から教えてもらったり、会話のなかで気づいたり、振り返りをしながら学び続けました。いつの間にか、在宅看護の深みにはまり、スペシャリストになりたいと思うようになりました。

B大学大学院看護学研究科在宅看護学専門分野に入学

C大学の科目履修をしたり、在宅看護専門看護師の実習場所の訪問看護ステーションに数日研修に行ったり。そして、B大学大学院看護学研究科在宅看護学専門分野に入学し、働きながら、長期入学制度を使って卒業。

在宅看護専門看護師の資格取得

試験を受けて、2020年11月29日に在宅看護専門看護師の資格取得をしました。

看護師のひよこ時代の私が、ここまで成長できたのは、同僚や恩師の先生方、患者さんやそのご家族の方々のお陰だと思っています。

静岡市で開業、訪問看護ステーションオープン

何かの運命に導かれ、静岡の地で開業することとなりました。私は、在宅看護専門看護師として、地域の皆様のお役に立てるよう誠心誠意込めて社会貢献していく所存です。ないものはつくる、制度や法律は後からついてきます。

これまでの学びを活かし、研究も行い、行政や世の中に働きかけることもしていきたいと思います。看取りや介護、老い、疾病予防などについて、地域住民が学び合う場もつくっていきたいと思っています。やりたいことはたくさんあります。

これから私とおなじ思いを抱く仲間をつくり、事業を展開していきたいと思います。